こんにちは。

『自宅診療上』管理者モコです。

今日は個人的な話になりますが、パーキンソン病の所見があるとの事で要観察と診断されてしまったので、パーキンソン病について話をしたいと思います。

  1. パーキンソン病とは?
  2. 治療法は?
  3. 予後

1.パーキンソン病とは?

中脳の黒質という場所にある、ドパミン神経細胞が減少し、作られるドパミンが減ることで、体の動きをスムーズに制御することが難しくなる原因不明の神経の病気です。
パーキンソン病の主な運動症状は、ふるえ(振戦)、動作緩慢、筋強剛、姿勢保持障害です。ふるえは静止時の振戦が特徴で、座って膝の上に手を置いているときなどに起きます。

患者さんの数は日本国内で約16万人、1000人に1人~1.5人と言われていますが、高齢者に多く、60歳以上では100人に約1人との報告もあります。
(出典:厚生労働省 平成29年患者調査)

2.治療法は?

薬物療法

治療は薬物療法が基本です。
ドパミン神経細胞の減少により少なくなったドパミンを補充します。ただしドパミンを直接飲んでも脳へ届かないため、ドパミン前駆物質のLドパを服用します。Lドパは腸から吸収され、脳内でドパミン神経細胞に取り込まれてドパミンとなります。
Lドパの作用を高めるため、Lドパが脳に届く前にドパミンに変わったり分解されたりするのを防ぐ阻害剤や、ドパミン神経以外に作用するお薬を併用するのが一般的です。

手術療法

薬物療法で十分な効果が得られない場合や、お薬の効いている時間帯が短くなってきた時には手術療法が検討されます。

脳深部刺激療法(DBS)

高頻度の電気刺激により脳神経の異常な信号伝達を阻害し、ふるえなどの運動症状を軽減させる治療法です。
MRI画像などから治療標的の位置を測定し、頭蓋骨に小さな穴を開けた後、電気刺激のための電極を植え込みます。電気刺激の強さを患者さんの症状にあわせて調節できるなどの利点があります。体内に刺激発生装置を留置するため、定期的な電池交換や充電が必要です。

高周波凝固術(RF)

熱凝固により脳神経の異常な信号伝達路を壊し、ふるえなどの運動症状を軽減させる治療法です。
MRI画像などから治療標的を位置を測定し、頭蓋骨に小さな穴を開けた後熱凝固針を刺入し、高周波により治療部位を凝固させます。手術は通常2時間程度の比較的短時間で終了します。

FUS(エフ・ユー・エス)より引用

3.予後

パーキンソン病は進行性の障害であるため、毎年その徴候および症状がより顕著になることが一般的です。 有効な治療をすれば、しばらくの間は症状を非常に効果的に軽減できることがあり、特に初期は病気が変化していないように見えることがあります。

 しかし、治療を受けても時間経過とともに、パーキンソン病患者の多くは問題を抱えてしまいます。医者を含め、ほかの誰もが特定の個人において病気がどんな速さでどのように進行するか正確に予測することはできません。黒質細胞の喪失の程度を評価する信頼できる方法は単に存在しません。

 どのような細胞の死滅が生じたか、どれくらい早く進行しているかを示すことができる検査結果や一般的に利用可能なイメージング手法はありません。最新のイメージング手法でさえ、疾患の重篤度や進行を予測することはできません。

 パーキンソン病は、自立して歩くことができる人が1年以内に突然車椅子状態になる病気ではありません。標準的な患者は、障害が数年にわたって非常にゆっくりと徐々に進行しており、はじめの数カ月から数年は比較的軽度で微妙な変化が起こります。

 特定の個人でどのように病気が進行するかを予測することはできませんが、医師は患者が気になる病気の経過についての知識を備えています。

どのくらいの期間就業を維持できるか?自立した生活ができるか?を知る必要があります。また、金銭的にも仕事をするうえでも、社会生活を送る上で、病気がどのように進行するかを知る必要があります。

 病状の進行は、人によって大きく異なります。比較的急速な進行を遂げ、5年以内に重度の身体障害を呈する人もいれば15年以上もこういった障害状態に達しない人もいます。パーキンソン病の病歴は、将来の病気の特性を示す指針となります。

言い換えれば、この病気はそれまでの病歴とほぼ同じ速度で進行していきます。これは、パーキンソン病と新たに診断された人にとっては予測が特に困難であることを意味しています。

一般に、パーキンソン病が早期に診断され、薬が適切に使用されると、運動症状は実質的には生活の質を損なわないで5〜10年経過する可能性があります。パーキンソン病は、数ヶ月で急速に悪化するような疾患ではありません。

 未だ病気の進行を遅くしたり抑止したりすることができる治療法はありませんが、現在の治療法でも症状を効果的に緩和することができます。

前述したように、適切に治療された多くの人々は、最初の数年間に症状の進行がほぼ認められません。病気自体の進行を遅らせることはできませんが、症状の軽減はパーキンソン病の障害を遅らせるため、大きなメリットになります。

 しかし、時間経過とともに運動障害の程度が増加する傾向にあり、5〜10年の経過で症状は一般的に日常生活を障害し始めます。この時点になると多量の投薬が必要となり、より頻繁に診察や薬剤調整が必要になります。

脳リハHPより引用

私の場合、若年性パーキンソン病となるが、気分安定剤のデパケンなどが原因で起こる、薬剤性の場合もあるようです。

ちょっとビビったので記事にさせていただきました。若年性は基本的には40代以下の年齢の方が若年性というようです。

体の震えなど感じたらなるべく早く病院を受診しましょう。早期発見が重要です。